小胸筋が果たす役割とは
肩甲骨と肋骨をつなげている「小胸筋」は、バストを支える大切な役割を担っています。しかし、パソコンやスマホなど腕を前に出した姿勢では、小胸筋は働かず、衰えやすいという特徴があります。
小胸筋が衰えたままでは、バストの垂れ下がりや形崩れを引き起こしてしまいます。
小胸筋を鍛えることはもちろんですが、まず疲れてしまっている小胸筋をほぐすことが重要です。
テニスボールを使ったマッサージをしましょう
テニスボールは小胸筋を刺激するにはちょうどよい大きさなので、ぜひマッサージをする際に使用してみましょう。
「小胸筋の位置がイマイチ分からない」という方でも、テニスボールを使用すれば上手に刺激することができます。
1.まずは、バスト鎖骨の間にテニスボールを当てます。
2.テニスボールを持ち、、深くゆっくりと小さい範囲でグリグリと３０秒程度ボールを転がします。
1日に3~４セットを目安にチャレンジしてみましょう。
イスを使って小胸筋を伸ばす
小胸筋はマッサージしてほぐすだけではなく、伸ばすことも必要です。マッサージをした後には、イスを使ってストレッチをしていくと小胸筋は伸びていきます。
1.椅子の前に立ち、座面の手前にお尻がくるように腰を落とします。
2.肩幅程度に手を開き、肘を伸ばして座面に両手をつきます。
は９０度ぐらいに曲げて維持しましょう。
3.この状態から肘をゆっくり曲げ伸ばしを行います。
脇を広げて行ってしまうと、バストアップ効果が低減してしまうだけでなく、肩周りを痛めてしまう可能性もあります。正しい手順を踏んで行うことも大切ですが、正しい姿勢で行うことが重要です。
小胸筋を鍛える時間はお風呂あがりがベスト！
お風呂あがりは血行がよくなり、身体にたまった不要物も流れやすい上体です。そのため、お風呂上りにストレッチやマッサージを行うことで、より高いバストアップ効果を期待することができます。
小胸筋は、肺の近くに位置するため、呼吸をしたときの肺の動きを受けてより強く鍛えることができます。そのため、エクササイズを行うときは呼吸を意識しましょう。
きちんと呼吸を行うことで、体に流れる酸素の量が増え、新陳代謝を高めてくれる効果もあるため、ダイエットとしてもおすすめです。
「最近バストがたるんできたな･･･」と感じる原因は、小胸筋が凝っていたり、衰えている可能性があります。下がったバストが気になる方は、今回ご紹介した方法で小胸筋を鍛えてみましょう。
